文學界 2025年2月号

購入した作品の読み方

あらすじ

■目次より

【創作】
小川洋子「サイレントシンガー」
町役場から、小さな女の子が歌う『家路』が流れてくる。この歌をうたっているのが誰なのか、知っている者はいない。知ろうとする者さえいない――著者6年振りの長編

【新連載】
鈴木涼美「小さなひと」
かつて母の娘だった私も、出産して娘の「ママ」となった。妊娠・出産を経て綴る、子育てのいま

【リレーエッセイ 身体を記す】
第12回 砂川文次 じ論

【批評】
町屋良平 小説の死後――(にも書かれる散文のために)――鹿島田真希の強靱、過剰、独創性と普遍性の輪郭線
昨年夏に始まった、町屋氏による二〇〇〇~二〇一五年の小説批評プロジェクト!

【連載】
酒井泰斗+吉川浩満 読むためのトゥルーイズム――非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会 第6回

千葉雄喜 千葉雄喜の雑談 第11回

【窓辺より】
内田紅甘 冬のひまわり
仁科斂 国名の間から“と”を生んで

【詩歌】
藤本玲未 静/電/気

【連載】
筒井康隆/井戸川射子/又吉直樹/藤野可織/渡辺祐真/頭木弘樹/松尾スズキ/江南亜美子/津野青嵐/東畑開人/金川晋吾/江崎文武/王谷晶/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/須藤輝彦/菊間晴子

【文學界図書室】
上田岳弘『多頭獣の話』(川島隆)

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

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