生きる
あらすじ
本書のテーマは、「生きること、死ぬこと」だ。
死生観と言ってもよい。
本来、非常に重いテーマなのだが、深田さん、倉田さんと話していると、深刻にならない。
何か近所の人と井戸端会議をしているような雰囲気になるのだ。
ただ、そのことは、議論が死生観の本質から外れていることを意味しない。
ライトな会話のなかに、生きること、死ぬことの意味がぎっしりと詰まっていると、私は考えている。
だから本書は、とても読みやすい、哲学であり、医療論、宗教論、経済論、社会論にもなっていると、手前味噌かもしれないが、考えているのだ。(森永卓郎まえがきより)
余命わずかの医師宣告にもかからわず、驚異的な活動を続けている森永卓郎。
夫を膵臓がんで亡くした倉田真由美。
二人の盟友、深田萌絵。
話題の三人が語り尽くす「がん闘病のリアル」。
残りの命をいかに生きるか? どんな治療をするのか?
送る者と送られる者、双方の辛さ
人生とは? 死ぬとは? 生きるとは?
読みやすい2色刷りで、四コマ漫画も使って解説します。