浦之助手留帳(4) 小夜嵐
購入した作品の読み方あらすじ
真の心に御座候……名残りの夢か半夏生、人を生かす智恵もあれ
浅草三好町の町屋で悠々自適の隠居暮らしを送る、越後河田藩の元留守居役・山本浦之助。引っ越しの後片付けをしている彼の元に、『江戸の智恵袋』としての相談事が舞い込む。老舗の主が何者かに命を狙われているらしい。一方、河田藩でも厄介事が出来し……。小太刀の遣い手・浦之助が縺れた謎を解く長編時代小説。
●六道 慧(りくどう・けい)
東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年、朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。