北斎、写楽、歌麿を生み出した凄腕プロデューサー! 江戸文化の過激な仕掛人! 蔦屋重三郎と江戸のアーティストたち

購入した作品の読み方

あらすじ

江戸時代の有名な浮世絵画家と言えば、
北斎、写楽、歌麿
を思い浮かぶ人が多いと思います。

この三人、実は同じ人にプロデュースされていたことを知っているでしょうか?
そのプロデューサーとは、
蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)!

2025年NHK大河ドラマ
『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
の主人公に決定したため、名前をご存知の方も多いかと思います。

しかし、これだけ有名な北斎などの絵師たちに対して、
蔦屋重三郎のことはこれまであまり語られることがありませんでした。

蔦屋重三郎は今で言えば出版や版元というジャンルの業種を江戸時代に展開しつつ、
自分が手掛けた作家、絵師たちをことごとくスターダムへと押し上げた仕掛け人でもあるのです。

今では信じられませんが、あの葛飾北斎は最初から有名ではなく、
売れずに落ちぶれていた絵師のひとりに過ぎなかったのですが、
蔦屋重三郎のプロデュースによって大ブレイクを果たしたのです!

誰もやらないような突飛なアイディアと、
民衆のニーズに応えるための過激な行動力で、
革命的な江戸のメディア王として大活躍した蔦屋重三郎。
そんな魅力ある人物像に迫ります!

目次
第一章 蔦屋重三郎の人物像とその功績とは?
第二章 蔦屋重三郎と吉原との関係性
第三章 絵師、作家たちが蔦屋重三郎プロデュースで大ブレイク
第四章 蔦屋重三郎が花開かせた絵師たち3選
第五章 蔦屋重三郎から現代まで受け継がれるものとは