帝国で読み解く近現代史

購入した作品の読み方

あらすじ

帝国=アメリカ、ロシア、中国の行動原理を理解するキーワード!

果たして「帝国」は悪なのか? そもそも「帝国」とはいかなる存在なのか?
皇帝がいない国でも「帝国主義」を標榜するとはどういうことか――
それぞれ中国史と英国史を専門に、東西の歴史に通ずる2人の研究者が、
「帝国」をキーワードに世界の近現代史をとらえ直す。
今までになかった新しい視点で、近現代から現代までの歴史の流れを読み解く目を養える。
全編対談のため、充実した内容ながら全編にわたってわかりやすく読み進められる一冊。

【目次】
序章 「帝国」とは何か
第1章 ヨーロッパと中華世界、東西の帝国の邂逅
第2章 押し寄せる列強と東アジア
第3章 ナショナリズムの高まりと帝国の変容
第4章 解体される帝国、生き残る帝国
第5章 アメリカとソ連――新しい二つの帝国の時代
終章 最後にもう一度帝国とは何かを考える
対談を振り返る対談