Lightning 2025年1月号 Vol.369
あらすじ
今月号は初心に帰り、ミリタリーの「基礎」を再確認できる特集となっています。ミリタリーと言ってもアイテムは多数存在しますが、今回は主にジャケットとトラウザーズをメインに紹介しています。現在のファッションシーンでは、アメカジブランドのリプロダクトに限らず、ハイブランドなどからミリタリーアイテムをベースにした商品がたくさんリリースされていますが、そもそもミリタリーアイテムとはどういう目的でこの世に誕生したのか。戦争という過酷な環境下で戦闘の邪魔にならない、かつ兵士の身を守るために軍が定めた規格を満たした服、つまり「戦闘服」なのです。アメリカ陸軍・空軍・海軍において、完成度の高さから銘品と称されるM-51、MA-1、N-1などの歴史や誕生秘話を解説した「銘品図鑑」や、フライトジャケットの変遷を年表で紐解き、ゾーンの定義やミルスペックの読み方など、ミリタリーに精通したバズリクソンズの亀屋さんに語ってもらいました。この特集を読み終える頃にはそれぞれのルーツを知ることが出来ます。また、ヴィンテージのミリタリーを取り扱うショップ、「ブラケット」のオーナーに第一次世界大戦からベトナム戦争までの欧州トラウザーズを徹底解説してもらいました。服だけでなく、ミリタリーウォッチも登場します。本誌編集長・松島親方と編集部員・モヒカン小川による、ルミノックスから発売されたスカンクワークスのトレードマークが刻印されたミリタリーウォッチについての対談も必見です。機能美を追求した無駄のないディテールや完成されたデザインの裏側を知り、より一層ミリタリー愛を育んでもらいます。
電子書籍特別付録:Back Number Fair
街のミリタリースタイル