死神先生
あらすじ
「ようこそ、“狭間の教室”へ」――そこは、意識不明となった十代の魂が
送られる場所。自分が現世に残してきた未練を見つけるという試験に合格すれば、その後の人生に選択肢が与えらえる。大切な人に想いを伝えたい健人、自分の顔が気に入らない美咲、人を信じられない雅(みやび)・・・事情を抱えた“生徒”たちが、日ごと“死神先生”の元へやってくる。――運命に抗えなくてもどう生きるかは自分自身で決めていい。最後のチャンスを手にした若者たちの結末は・・・? 「生きる」ことに向き合う、心揺さぶる青春小説。