文學界 2024年12月号

購入した作品の読み方

あらすじ

■目次より

【創作】
辻原登「鋸山奇譚」
女子高校生の失踪、三社長の自殺。三十年越しの奇縁とは―虚実自在の筆が冴える

沼田真佑「白き使者」
忌々しき東京で姉・あさひと再会した純生。彼女は猫を飼い、別人のようになっていた

王谷晶「かう人」
隣に引っ越してきたいぬかいさんはペットを飼っていた。そのペットは大きくてよく食べる

旗原理沙子「犯罪者と私」
岩城けい「フェアリー・ブレッド」

【2024年下半期同人雑誌優秀作】
あまざき葉「掌編小説集 ゆれあうからだ」

【特集 共鳴する小説と映画】
対談 平野啓一郎×石井裕也「原作と映画の共同的ライバル関係」
映画『本心』で理想的なコラボレーションを行った作家と監督の対話

金原ひとみ×山中瑶子「「わからない」と対峙しつづける」
フラットになり続ける時代の創作とは。『ナミビアの砂漠』をめぐる初対談

批評 児玉美月「日本映画が問う命の分別」

【リレーエッセイ 身体を記す】
第10回 古川真人

【新ノーベル賞作家論】
平野啓一郎「今という時代に受賞すべき作家の受賞」

【批評】
安藤礼二「燃え上がる図書館―アーカイヴ論 第9回」

【今月のエッセイ】
福冨渉/櫻木みわ

【窓辺より】
竹中優子

【詩歌】
久谷雉

【強力連載陣】井戸川射子/又吉直樹/藤野可織/頭木弘樹/松尾スズキ ほか

【文學界図書室】

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

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