月の輝く夜に 満月が水面に描いたアートたち

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あらすじ

アジアを中心に人間ドキュメントを撮り続けてきた写真家、管洋志に師事した木内博が、4年以上をかけて撮りためたアート写真集。

撮影地は、写真家の地元である千葉の海、川、池をはじめ、高知の桂浜、沖縄や東北の海、野尻湖、諏訪湖、霧ヶ峰など。水面に反射する月の光は水の流れや波の大小で、その表情は大きく変わり、カメラのシャッタースピードでも様々に変化する。また、月の高度によっても色は劇的に変わる。水平線に近いほど赤やオレンジ、金色となり、高度が上がれば白っぽく銀色に見えてくる。刻々と変化する水面の月は、一夜のドラマである。本書の収録数は41点。その一点一点が、満月の描くアートの世界に浸らせてくれる。

【目次】


【著者】
木内 博
1956年長野県生まれ。九州産業大学芸術学部写真学科卒。1979年より写真家・管洋志氏のアシスタントとして経験を積み、1988年、有限会社「キャパ」を設立。自然や文化、人々の生活をテーマに世界20数カ国を巡る。主な写真展に「てぃーだ」(2002)、「月の輝く夜に」(2008)、「月の輝く夜にII」(2012)、「100 人のアンニョンハセヨ」(2016)など。日本写真家協会(JPS)会員。