夜の民兵
野守水也 999円
あらすじ
正義の反対語はもう一つの正義である。
生と死、医療と介護をめぐって確信犯たちが織りなすシリアス・エンターテインメント!
【内容】
予科練出身の老人・五十嵐忠至は、幽閉された同期を救う旅に出ようとするが、仲間と合流するには、足の弱った自分を特殊な方法で運んでもらうしかなかった。
終戦~バブル期~失われた20年。3つの時間軸を疾走する憂国の志士たち!
【目次】
一 小さな事件
二 ありふれた仕事
三 薬の名前
四 懐かしい顔
五 尊厳の意味
六 下士官の誇り
七 誠心誠意
八 総員起こし
九 戦場の夢
十 番長班前へ
十一 撤退戦の戦術
【著者】
野守水也(のもり・みずや)
本名:東田勉。1952年鹿児島県生れ。國學院大學文学部国語学科卒業。コピーライターとして制作会社数社に勤務後フリーライターとなる。医療・福祉・介護分野の取材や執筆多数。
著書に『認知症の「真実」』『親の介護をする前に読む本』(以上、講談社現代新書)、『「認知症」9人の名医』(ブックマン社)、『やさしすぎるあなたがくたびれないための介護ハンドブック』(大和書房)などがある。