別冊文藝春秋 電子版58号 (2024年11月号)

購入した作品の読み方

あらすじ

◆新連載
太田愛
「ヨハネたちの冠」
首都近郊の〈スーパー教育特区〉に住む、個性的なアウトサイダーの3人の子供たち。柔らかな心を持つ彼らが出逢ったとき、物語は動き始める。この町には何が隠されているのか……圧巻の社会派クライムサスペンス、遂に開幕!

鈴木忠平
「ビハインド・ゲーム」
負けることに慣れきったプロ野球チームと不祥事に揺れる親会社。出口の見えない暗闇を進む二つの組織を変えたのは、アメリカから来た一人の日本人だった。フィクションとノンフィクションのあわいに屹立する、ある再生の物語

◆読みきり
背筋「オシャレ大好き」
一流ブランド「アニュス」を訪れる女性客。彼女たちは「あの子」の写真を私に見せ、奇妙な台詞を口にし、そして―

◆最終回
伊岡瞬「追跡」
住宅街の放火殺人事件から始まった、裏切り裏切られのコンゲーム。三つ巴の「雛」争奪戦はついにクライマックスへ

◆ロングインタビュー
作家の書き出し Vol.33 取材・構成 瀧井朝世
朝倉かすみ

◆対談
朝倉かすみ×中島京子

◆エッセイ
藤田真央「指先から旅をする」

稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
[第27、28、29回]

今井真実「ひとりでまんぷく」
[第9回]韓国の朝ごはんで心も身体もぽかぽかに

間宮改衣「ルンバがきた」

◆book trek
小林早代子『たぶん私たち一生最強』
くわがきあゆ『復讐の泥沼』

◆連載小説
寺地はるな「リボンちゃん」

門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」

一穂ミチ「アフター・ユー」

夢枕獏「ダライ・ラマの密使」