文學界 2024年11月号

購入した作品の読み方

あらすじ

■目次より

【創作】
町田康「津井田殺し」
滑舌が良ければ偉いのか? 憤る私に平井君は、過去の“とある殺し”について語り出す

津村記久子「ログアウトボーナス」
スマホゲームからログアウトして五十日目。自分へのプレゼントとして、一輪挿しを買った

遠野遥「関係」
「こんなことを書いてはいけません」公務員たちは自殺対策事業のため作家を訪ねる

篠原勝之「いきあたり奈良」
坂上秋成「泥の香り」

【対談】
長嶋有×千葉雅也「保存されない時代を描く」
PC/ワープロによって書き始めた二人が、デジタル時代の時間と小説の関係について語り合う

横山剣(クレイジーケンバンド)×岸政彦「男の美学とチャーミングな情けなさ」
CKBをこよなく愛する岸氏が、横山氏の歌詞の世界の本質に迫る、初対談!

【追悼 福田和也】
平山周吉「福田和也の『生前退位』」
酒井信「福田和也という人――文化保守の情感」

【新連載第2回】
井戸川射子「舞う砂も道の実り」
藤野可織「でももうあたしはいかなくちゃ」

【連載】
東畑開人「贅沢な悩み」第2部開始

【今月のエッセイ】
松本路子

【窓辺より】
小野絵里華

【詩歌】
月野ぽぽな

【強力連載陣】又吉直樹/頭木弘樹/松尾スズキ/津野青嵐/真山仁 ほか

【文學界図書室】

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

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