荒地/文化の定義のための覚書

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あらすじ

「四月はいちばん無情な月」で始まる長篇詩「荒地」と代表的な文化論の定評ある名訳を一冊にし、巻末に深瀬基寛の評論「エリオットの人と思想」を収めた充実の決定版。
《古典名訳再発見》第5弾。解説・阿部公彦

【目次】
 
 荒 地
I 死者の埋葬 
II チェス遊び 
III 劫火の説教 
IV 水死 
V 雷の曰く
「荒地」自註

 文化の定義のための覚書
第1章 「カルチュア」の三つの意味
第2章 階級と「エリット」
第3章 統一性と多様性:地域
第4章 統一性と多様性:宗派と祭式
第5章 文化と政治についての一つの覚書
第6章 教育と文化についての覚書一束及び結語
附 録 ヨーロッパ文化の統一性

 エリオットの人と思想(深瀬基寛)