世界一やさしいむし歯の教科書
松尾晋吾 1,870円
あらすじ
真実は「砂糖は歯を強くする!」だった。
「砂糖でむし歯になる」という神話をくつがえす!
歯科医が、「砂糖とむし歯の関係の真実」について、体の代謝のしくみから解き明かした世界で初めての本!
「なぜ歯を強く保つのに砂糖が必要なのか!」ということを、リアルサイエンスからわかりやすく解説しました。
生化学という、体の仕組みの基礎学問(基礎医学)から見ると、「砂糖は歯を強くする」というのは、まぎれもない真実(リアルサイエンス)なのです。
ではなぜ、砂糖でむし歯ができるといわれてしまうのでしょうか?
それは、細胞の営みを無視してきた、いや、目をそらすように仕向けられてきたからです。
細胞の営みの基軸は、砂糖(糖)を完全燃焼させる「糖のエネルギー代謝」です。
糖のエネルギー代謝を理解すると、「砂糖は歯を強くする」と「砂糖はむし歯をつくる」の違いが明確にわかります。
実は、このことは単にむし歯だけの話ではなく、全身の健康を維持する根幹の話なのです。
「糖のエネルギー代謝」を理解できれば、健康情報、医学情報が嘘なのか真実なのかを「自分で理解し判断する」ための力をつけていくことができます。
自分の体の健康は、自分で勉強して理解し、自分の責任で判断・実行・維持していくものです。
歯の中で起きている細胞の営みから、健康とは何なのかを本書を通して一緒に勉強していきましょう!