数学ってほんとにいるの? ~今まで目を背けてきた疑問を紐解く~

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あらすじ

さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

【書籍説明】

「ねー、数学ってほんとにいるの??」こう聞かれた子育て経験のある方、こう思った人は多いのではないでしょうか。

そんな時、「数学は社会人になって役に立つんだよ。」とか「数学は入試で使うよ。」とか答えていないでしょうか。

なんなら、「数学は全く役に立たない」という人もいますよね。

もしくは、「数学はロボットを作るのに役立ったり、大学に行ったらたくさん使うことになるんだよ。」この回答はより正確ではあります。

ですが、それは本当に正しいのでしょうか?私は、第一章等で述べる理由などに基づき、それらは違うと思うのです。


では、数学に求められていること、すなわち数学の目的とはズバリ何なのか、私がずばり考える数学の主たる目的は「論理性を鍛えること」なのですが、これからその説明をしてみましょう。


この本では数学の意義について考察します。

語彙やそもそも数学の勉強経験等あるとより伝わりやすいと思いますが、興味を持った人々のなるべく多くに伝わる様に努力していきます。

最初の方は数学の意義とは関係ないように見える内容が続きますが、章のタイトルを確認いただけるとわかるように、帰着するのでお待ちいただけるとありがたいです。(笑)
普通の本は、結論が最初に出てきてその後に筆者の説明が入るという形式が一般的ですが。

この本では、「自分で正しい解を導く」ことを目標としています。

理由は、勿論その方がこの本に対する理解が深まると考えているからですが。

現実、答えというのは天から降ってくることはなく、自分で発見しなければいけません。

なので、この本では、「あえて結論がわからない」という状態を意図的に用いようと思います。(全ては出来ませんが)

是非読者の皆様も、私みたいな人の考えにそのまま納得するのではなく、「ほんとにそうなのか?」という視点を持った上でこの本を読んでみてください。

それ故、読むのに少々時間がかかるかもしれませんが、ご了承ください。