まんぷく旅籠 朝日屋 もちもち蒸しあわびの祝い膳

購入した作品の読み方

あらすじ

蒸し煮は吉、抜け荷は凶――

朝日屋の仲居おふさの祖父が、店を訪れる。「抜け荷(密輸)」の嫌疑がかかる唐物屋の隠居を同行し、怜治と話をして帰っていった。数日後、目付の新倉がやってきて、怜治の元同僚である火盗改・柿崎詩門の最近の様子を、朝日屋の面々に聞いて回る。くだんの「抜け荷」に、詩門の兄が関わっているかもしれないというのだが……。
文庫書き下ろし


第一話 あわびの両思い
第二話 異 変
第三話 新 風
第四話 朝 茶