持続的で幸福な人類社会の未来ビジョン

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あらすじ

不幸が続くなら、持続すれば拷問になる

21世紀に入り、半導体デバイスのさらなる高速化、大容量化は通信やシステムの高機能化、高性能化を実現し、IoT(Internet of Things)や人工知能(AI: artificial intelligence)などが急速に発展し、人類文明は数千年ぶりの大転換期を迎えています。そのような中で、人類がこれまで蓄積してきた伝統や多様な文化などの価値を継承しつつ、深刻化する地球環境問題、気候変動や自然災害、感染症の蔓延、失業問題、貧困、民族・宗教紛争、戦争、食料危機などの山積した問題を解決していくためには、適切な目標設定によるDX革命を進めていく必要があります。本書は著者が長年にわたるシステム品質の研究を通して開発した、社会システムの品質を定義し、評価するための3次元統合価値モデルの概念に基づく、来るべき人類社会の実現に向けた「持続的で幸福な人類社会の品質目標」(SHQGs :Sustainable Happiness Quality Goals)について解説しています。

【目次】
1 はじめに
2 価値の概念
3 社会システムの品質
4 個人の品質
5 社会システムの3次元統合価値モデル
6 個人の3次元統合価値モデル
7 3次元統合価値モデルの視点から見たSDGS
8 おわりに
9 付録
10 参考文献
索 引
著者プロフィール

【著者】
江崎和博
世界品質戦略研究所、鎌倉歴史ゆかりの会を主宰。歴史工学、3次元統合価値モデル、UQM品質統合マネジメント、PBL教育に基づく来るべき人類社会のビジョンを海外・国内向けに発信し、普及活動を進めています。