品質統合マネジメントの原理

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あらすじ

品質多能工の養成に向けたマネジメント理論

近年、企業の度重なる不祥事が後を絶たちません。組織の経営品質向上に向けたマネジメントとして総合的品質管理:TQM(Total Quality Management)が世界的に普及し、国内でも適用が進められていますが、経営品質について高い評価を得た企業が数年後に不祥事を起こして倒産に至るケースさえ見うけられます。その原因として組織が取り組むべき審査対象の漏れや優先度、取り組み方法の誤りが考えられます。一方、著者は、長年にわたるシステム品質の研究を通して、近年、重要性が増してるリスクマネジメントとプロジェクトマネジメントを統合化した、品質統合マネジメント(UQM:Unified Quality Management)を開発しました。本書ではUQMの原理と概念について解説します。

【目次】
1 はじめに
2 品質統合マネジメントの必要性
3. 生産とプロダクトの基本概念
4品質の基本概念
5 品質統合マネジメントの原理
6 UQMのフレームワークの概念
7 共通マネジメントプロセスの概念
8 おわりに
9 付録
10 参考文献
索 引
著者プロフィール

【著者】
江崎和博
世界品質戦略研究所、鎌倉歴史ゆかりの会を主宰。歴史工学、3次元統合価値モデル、UQM品質統合マネジメント、PBL教育に基づく来るべき人類社会のビジョンを海外・国内向けに発信し、普及活動を進めています。