地図で読み解く 日本の新幹線
あらすじ
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東海道新幹線誕生60周年
東海道新幹線は、1964(昭和39)年10月1日の開業以来、観光やビジネスで利用されている。2024年までの60年間で、利用客数は約68億人にのぼる。本書は、東海道新幹線をはじめとする日本の新幹線の「路線」「駅」の不思議や秘密、「歴史」を地図を使ってひも解く。新幹線の「これまで」と「これから」がわかる1冊。
【構成】
■はじめに
■数字で読み解く日本の新幹線
■日本の新幹線の基礎知識
01新幹線とは、そもそも何? 語源は? いつ定着した?
02戦前の弾丸列車計画と東海道新幹線誕生までの経緯
03東海道新幹線の工事はどのように行われた?
04東海道新幹線の開通後、新幹線はどのように拡張してた?
05本当にできるのか? リニア中央新幹線の将来性
■もっと知りたい日本の新幹線(1) 新幹線が世界に与えた影響
■Part1 路線で読み解く日本の新幹線
・直通運転するはずだった東海道新幹線と東北新幹線
・米原~京都駅間の実距離が在来線より長いワケ
・日本一の速度を出せる! 宇都宮~盛岡駅間の秘密
・新幹線には踏切がない? 例外として設置された場所
・3ルートが検討された? 西九州新幹線の計画と実際
・西明石駅と相生駅に新幹線が停車するワケ
・日本最大の車両基地新幹線総合車両センター
・海を潜る路線新幹線の海底トンネル
・壮絶な苦労の末に誕生した山岳トンネルの物語
・周波数が3度も変わる? 北陸新幹線の交流送電
・「4時間の壁」とは? 飛行機とのシェア争い
・毎年雪が積もる関ケ原にあえて新幹線を通した謎
・便利な「ミニ新幹線」がなぜか広まらない不思議
・スピードアップに熱心! 山陽新幹線の速度の秘密
・時間と工費で決まった? 倶知安・小樽ルートの謎
・生き残ることができるか? 新幹線の陰に隠れた路線
・北海道新幹線の函館支線で函館駅直通は実現する?
・計画のみで実現せず幻の「スーパー特急」構想
・頓挫した夢の列車「フリーゲージトレイン」
・新在直通の新しい形に? 課題だらけの四国新幹線
・小倉~博多駅間のルートが細かくうなっているワケ
・新幹線で三線軌条? 秋田新幹線の特殊な区間
・日本列島を駆け抜ける新幹線の高低差
・スイッチバックは必要? 大曲駅誕生の秘密
・駅付近で大きくカーブ! 線形が決まる事情とは?
・北陸新幹線の全通はいつ? 延伸のルート選定の行方
■もっと知りたい日本の新幹線(2) 新幹線沿線の野立て看板
■Part2 駅で読み解く日本の新幹線
・「新幹線の東京駅」は別の場所に設置されたかも?
・「政治駅」と呼ばれる岐阜羽島駅と浦佐駅の謎
・線路は高架で駅は地上? 新幹線の地上駅のワケ
・全通後に設けられたローカル駅の背景
・新大阪駅は「用地確保」と「淀川を渡る回数」で決定?
・青森駅でも函館駅でもないターミナル決定の経緯
・北への玄関口・上野駅が地下に設置された理由
・自治体のアピール合戦? 新幹線の駅名の決まり方
・リニア中央新幹線しだい? 東海道新幹線の新駅構想
・在来線の支線名目で設置 特異なガーラ湯沢駅
・1面2線しかないのに新幹線がすべて停車?
・なぜ、城の中に駅が? 福山駅誕生の秘密
・福島駅にアプローチができたら何が変わるのか?
■もっと知りたい日本の新幹線(3) 特