大江戸みだら帖 完本版

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あらすじ

先輩の由貴子の好意で古い隠居所を仮住まいにした大学四年生の文明は、気が付くと隣接する土蔵から、作務衣を着たまま文政年間の浅草に移動した。
ほどなく、武家娘の佐江が現れ、自慰を窃視。見つかると仙界の者と懐かれる。
やがて佐江の母の志保、未通のお手伝い咲とも情を重ね、由貴子までが時を超えてやってきた……。
誰もが淫らな気持ちに正直になれる――
快感が次第に恋慕にかわるとき、惜別の想いに包まれる、時代官能傑作!

睦月影郎(むつきかげろう)1956年、横須賀市生まれ。神奈川県立三崎高校卒業後、様々な職を経て官能作家 デビュー。タイムスリップ、時代小説もこなす当代きっての奇才。ならやたかし 名義ではマンガを、奈良谷隆名義では戦記物等を書く。居合道、三浦誠衛流宗家。

目次
第一章 過去への抜け穴
第二章 奥方の熟れ果肉
第三章 未通女の好奇心
第四章 憧れ現代美女と
第五章 美女に挟まれて
第六章 過去と未来の宴