RM Re-LIBRARY (アールエムリ・ライブラリー) 28 昭和30年代の国鉄列車愛称板
あらすじ
※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や掲載されないページがあります。
シリーズ27巻目は、RMライブラリー第45・46巻から「昭和30年代の国鉄列車愛称板」を復刻。
一般にヘッドマークやテールマークとして親しまれている列車愛称板ですが、その起源は特急列車設定時、最後尾の展望車に掲げられたテールマーク「富士」「櫻」に始まります。その時点から文字だけでなく図案的要素も込められており、まさに現代に通じる伝統となっています。
第二次大戦を挟み、戦後に特急列車が復活したのとほぼ同時に機関車の先頭にも今度はヘッドマークが掲げられるようになり、そして昭和30年代にかけて瞬く間に広く準急列車にまで普及して人気を集めました。
本書では、愛称板の起源や定義、時代ごとの特徴などを概説した後、五十音順で様々な列車の愛称板を図録として紹介しています。情報が少なく、またフィルムが貴重であった時代にこれだけの記録をご兄弟で残した著者の多大なる労力の結晶となる一冊です。
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