ふるさとは岡山にありて怖きもの 岩井志麻子怪談掌編集
岩井志麻子 779円
あらすじ
「ぼく、人を殺しているかもしれないんですよ」
ふるさとの岡山で、暮らす歌舞伎町で、訪れた東南アジアで――
『ぼっけえ、きょうてえ』著者が出会った超短編奇譚全37話!
(あらすじ)
マッチングアプリで知り合った女性に「アパートのそばに、ちょっと変わった祠みたいなものがある」と聞かされて会いに行くと――(「ふるさとは岡山にありて怖きもの」)。東洋一の歓楽街、不夜城と呼ばれるこの街は、事件だらけ事故物件だらけ。そんな街ではすれ違う“モノ”が人間かどうかも疑わしく……(「歌舞伎町は燃えているか」)。書き下ろし32編に傑作掌編を加えた最恐37編!
(著者プロフィール)
1964年、岡山県生まれ。1999年、「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作を収録した短編集により第13回山本周五郎賞も受賞。他の著書に『チャイ・コイ』(第2回婦人公論文芸賞)、『自由戀愛』(第9回島清恋愛文学賞)など多数。