捨て犬たちとめざす明日

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あらすじ

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少年院で捨て犬の世話しながら更生するプログラム<プロジェクト・プーチ>を立ち上げたジョアン、罪を犯したネート、ネートが育てた犬の新しい飼い主となる自閉症の少年ジョーダンを追った『ドッグ・シェルター 犬と少年たちの再出航(たびだち)』。2003年度青少年読書感想文全国コンクール 中学校課題図書でもあった本書を読んだ上山琴美さんは、その内容に強く共感し、ジョアンに直接教えを請いにアメリカに飛ぶ。
帰国後、日本の若者たちの自立支援にプーチの手法を使い、捨て犬たちの命をも救っていく。そして犬たちは、社会から離れてしまった若者たちに、再び光のなかへ第一歩を踏み出させていく。
『ドッグ・シェルター』という一冊の本が蒔いた種を、一人の読者が育て、大きく花咲かせていく様子を『ドッグ・シェルター』の著者自身が追う。