ロリータの罠 下巻
購入した作品の読み方あらすじ
世話になっている叔母の真理子の家で、ある日、予備校から帰った貴志は、叔母の遠縁にあたる制服姿のエミを紹介される。
ふたりきりになるとエミが積極的に童貞の貴志を誘いだす。接吻、精飲、体内、そのすべてを真理子がクローゼットから覗いていて――
小学生の娘を心配した真理子が、ママ友で、ロリ熟女の絵美に偽女子高生役を頼んだのだ(「ママ友はロリ熟女」)。
設定と現実がいつしか溶け出して、背徳の海に溺れる、傑作ロリータ短編集!
橘真児(たちばな しんじ)1964年、新潟県生まれ。1996年に『ロリータ粘液検査』でデビュー。教員と作家の二足のわらじを履きながら執筆を続け、2003年に作家専業に。著書多数。