出光佐三 日本を支え故郷を愛した宗像人
あらすじ
故郷を愛した大実業家
明治18(1985)年、福岡県宗形郡赤間村(現:宗像市赤間)。豊かな自然とあたたかな家庭のもと、一人の男の子が生まれた。のちに出光興産の創業者となる人物、出光佐三である。
神経症や眼病と闘いながら成長した「赤間村のわんぱく坊主」は、自分の信念と家族のため会社を起こし「海賊」と呼ばれながらも人間尊重の精神を重んじ、愛を持って人を育てることで戦後日本に勇気と希望を与えた。
彼が生涯最後の仕事として取り組んだ「宗像神社再建」はいかにして行われたのか。
世界遺産登録へ歴史を繋いだ、ある男と故郷の物語。
【目次】
第1部 宗像で育まれたもの
宗像を支えた男
佐三誕生
神戸高商時代
第2部 実業家・出光佐三
創業
事業拡大、そして大戦へ
終戦、ゼロからの復活
日章丸事件と徳山製油所建設
日章丸事件
徳山製油所建設
コラム 船にまつわるエピソード
第3部 故郷・宗像への想い
宗像大社 復興運動、沖ノ島調査
大造営着工
コラム 赤間町会での出来事
福岡教育大学の誘致
エピローグ
資料編
宗像市マップ
出光佐三の故郷を知る
世界遺産を知る
【著者】
福岡県宗像市
福岡県宗像市
飯田晴子