子育てに悩むあなたへ。心理士ママの映えない育児~ありのままに生きるヒント~

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あらすじ

さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

【書籍説明】

今の時代『映え』という言葉は早くも廃れつつあるが、世の中、映えのオンパレードだ。

“映え”をどのように解釈するかは様々な意見があると思うが、個人的には、従来の見栄えした写真だけでなく、“理想的な物事の考え方や価値観”も広義の映えだと思っている。

デバイスを通じて見知らぬ人の“映えた”育児や価値観に触れ「そうだよな」「そうしたいな」と共感し憧れを抱くこともあるが、悲しいことに、自分の育児と照らし合わせて上手くできていない自分に直面することが最も多い。

私の育児は反省ばかりだ。


そんな私は臨床心理師・公認心理士という資格を保有し、曲がりなりにも10年近く子育て支援の現場に携わってきた。

皮肉にも、専門的な知識や子どもと関わる経験は積んできたにもかかわらず自分の育児は理想と程遠い。

思い描く育児をしようと試行錯誤しているのだが、一方で、理想を追い求める育児はとても疲れる。

この2年間、たくさん悩み、反省し、もがきながら、“理想の育児”ではなく“ありのままの育児”を自分なりに考えてきた。


おそらく、この本を手に取ったあなたも日々悩みながら育児に向き合っているのではないだろうか。

あくまで私個人の経験と捉え方であり、あなたの経験と重なる部分もあればそうでない部分もあるだろう。

正しさや間違いを探すのではなく、一度立ち止まって家族との関係性や自分自身について考えるきっかけになればと思う。

同時に、自分の中の理想と現実にギャップを感じて悩んでいるあなたにとって、一瞬でも肩の力が少し抜けたりありのままの自分で良しと思えたりする、そんな一冊になることを願っている。
(※自分の体験に基づくことが多いため、どうしても母親視点が多くなっていることをご容赦願いたい)

【著者紹介】
高橋あこ(タカハシアコ)
臨床心理士/公認心理師。
これまで児童相談所、療育センター、学校巡回相談といった福祉・医療・教育の分野で、お子さんの心理検査や保護者支援を行ってきた。
現在はフリーランスとして幅広く活動している。