経済危機の世界史
大村大次郎 1,320円
あらすじ
元国税調査官が読み解く「危機管理」の経済学!
ペストの大流行、富士山大噴火、2度の世界大戦、
世界大恐慌、オイル・ショック、ソ連崩壊、バブル崩壊、
アジア通貨危機、リーマン・ショック、そして新型コロナウイルス禍……
数字から見えてくる、「あの歴史的危機」のその後。
人類は、あの“災厄”に、どう立ち向かったのか?
ビジネスマンの頭にスッと入る、まったく新しい「歴史教科書」第2弾!
昨今、世界は経済危機に見舞われました。
新型コロナによる世界経済の大失速と、
ロシアのウクライナ侵攻により世界的なインフレが生じています。
そして、国際社会は、この経済危機からまだ脱出できていない状態です。
人類はこれまで何度も世界的な経済危機を経験してきました。
それらの経験を追究してみようというのが、本書の趣旨です。
「過去に起きた経済危機と、人類がそれにどう対処したかを知ることにより、
いま、われわれが直面している経済危機への対処法がわかってくるかもしれない」
そういう企図をもって、本書は制作されました。(「はじめに」より)
教科書が書かない重大事件の“決算報告書”
●数字が物語る江戸幕府の充実した災害対策
●ルイ16世が犯した税政上の致命的なミス
●「2度の敗戦」でもつぶされなかったドイツの工業力
●日本の経済援助と完全にリンクした韓国の経済成長
●ソ連崩壊の原因は「格差」だったという皮肉
●マハティールが名指ししたアジア通貨危機の「犯人」
●先進国が厳しすぎる新型コロナ対策を取った理由
●ウクライナ侵攻で世界が犯した「二つの誤算」
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