10万年の噴火史からひもとく富士山
購入した作品の読み方あらすじ
約10万年前に現在の原形ができた富士山は、噴火と崩壊を繰り返し、樹海や湖、湿原、滝、溶岩洞穴などさまざまな景観を生み出した。
二十余年にわたり富士山に通う写真家が写し取った富士山の知られざる顔。
美しい写真と解説で、火山としての富士山をとらえ直す。
序章「富士山 火山の成り立ち」では、富士山がなぜ、あの場所で今の形になったのかを、主に火山学の見地から解説。
本章「噴火がつくった富士山の世界」では、山頂火口、樹海、湖、湿原、滝、溶岩洞穴、氷筍などについて、どのようにしてその地形ができたのか、実際にその場を訪れた写真家による美しい写真とともに解き明かす。
また、富士山そのものをご神体とする修験の姿なども紹介する。
■内容
口絵
序章 火山 富士山の成り立ち
01富士山が「そこ」にある理由
02美しい円錐形の姿はこうしてつくられた
噴火がつくった富士山の世界
01山頂火口
02樹海を生んだ大噴火
03貞観噴火が生んだ湖
04岩屑なだれがつくった湿原地帯
05白糸の滝
06崩壊谷と大滝
07市兵衛沢
08溶岩洞穴
09樹海の氷、富士山に現われる雲
10火山が生んだ富士修験
11溶岩樹型
12霊場となった溶岩洞穴
13宝永噴火
おわりに
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参考文献