ゴーイング・メインストリーム
ユリア・エブナー/西川美樹/清水知子 2,420円
あらすじ
なぜ彼らはごく普通の人々を魅了するのか?
過激主義は「周縁」のサブカルチャーではない、もはや主流なのだ。
フェミニストで研究者・ジャーナリストの著者が、大衆化した過激主義の現状を、潜入操作で解き明かす!
・公の場で発言する女性たちに集中するインセルの攻撃
・トランスフォビアによって連携する、超保守主義とTERF
・巧みな偽情報作戦を展開する気候変動懐疑論者
・「イギリス女王は爬虫類だ」反ワクチンの陰謀論
・BLMを非難する「ホワイト・ライブズ・マター」
・さまざまな過激主義者を裏でつなげるQアノン
・ロシアが仕掛けるリベラリズムへの闘い
2021年のアメリカ議会議事堂襲撃事件の暴徒のうち、典型的な極右過激主義者は1割足らず。
中心になったのはホワイトカラーの専門職で、女性も少なくなかった。
エコファシズムや悪魔主義のミソジニー、Qアノンに感化されたナショナリズムなどの