彼女がバイクをまたいだら 下巻

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あらすじ

大学生の拓真は札幌でひとり暮らしをしている。ある日ラーメン屋で、ワケありふうな女性に声をかけられた。彼女は奈緒と名のり、33歳独身だという。奈緒の興味は拓真の乗るオートバイにあるらしい。バイクに乗せてと執拗にせまるが、拓真は恋人以外の女性を乗せるつもりはない。それならバイクの話を聞かせてと飲みに誘われ、奈緒のペースでそのままアパートへ。泊めるだけのつもりが、奈緒の寝顔を見ているうちにムラムラとして……。ワンナイトラブのはずが、翌日から彼女とツーリング。ふたりが疾走するバイクから眺めた北海道の広大な景色とは――。21歳の青年が大人の女性によって成長してゆく青春官能にして、風を感じるオートバイ小説!

葉月奏太(はづきそうた)1969年、神奈川県横浜市生まれ。2011年に『密会 濡れる未亡人』(竹書房ラブロマン文庫)で長編デビュー。2014年に『二階堂家の兄嫁』で「21世紀最強の官能小説大賞」優秀賞を受賞。