組織風土が変わる25のステップ 若手社員プロジェクトによる役割行動主義人事制度成功のポイント

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あらすじ

制度を使って人や組織を動かそうとする前に、まず「わたしが変わる」場をつくる

従業員と経営者の間の信頼を育て、組織風土を輝かせるためには――。
若手を中心に組織風土改革プロジェクトのメンバーを公募し、人事制度の中核である行動基準をつくる議論と対話の「プロセス」が、風土改革のカギを握る。
組織課題の抽出・分析から行動基準の作成、人事制度への紐づけに至る段階を25のステップに分けて詳細に解説。組織における信頼の醸成は、個が自律的に動いていくリーダーシップのあり方につながっていく。

【目次】
第1章 組織課題を見える化する
(1)組織風土改革のゴールを決める
(2)組織・人材診断
(3)診断結果から課題を診る
(4)課題の真因を見える化する

第2章 プロジェクトを立ち上げる
(5)人が成長するプロセスを掴む
(6)個と組織を繋ぐメンバーを募る
(7)社内説明会で本気を伝える
(8)役割分担と当事者意識醸成
(9)ミッションを社内にPRする
(10)心理的安全性をつくる
(11)会社の「悪口」から始まる気づき
(12)課題の因果関係を見つける
(13)上司と部下が一緒に変わる

第3章 行動基準をつくる
(14)課題を行動に落とし込む
(15)「コア」基準
(16)「専門」基準
(17)「具体的行動」を定める
(18)「マネジメント」を記述する
(19)基準を統一し調整する

第4章 行動基準を人事制度につなげる
(20)行動基準に従い等級を定義する
(21)賃金制度につなげる
(22)目標管理制度につなげる
(23)全社へ周知し運用スタート
(24)定期チェックと持続的運用へ
(25)全社一丸経営へ8つのポイント

【著者】
堀之内克彦
組織・人事・賃金コンサルタント(Mr. 人事部長R)、組織風土改革ナビゲーター(ACTENCYRプロジェクト)、中小企業診断士、社会保険労務士

東京都出身、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。本田技研工業(株)、ソニー(株)に勤務し賃金・労務・国際人事、営業、経営企画、生産管理などの業務を歴任、平成3年に独立。現在、堀之内経営労務研究所所長。(株)エムケーパーソナルセンター代表取締役社長。著書に『2時間でざっくりつかむ!中小企業の「人事・賃金制度」はじめに読む本』(すばる舎)他多数