国語の授業では教わらない 数え方辞典

購入した作品の読み方

あらすじ

「1個」「1本」「1匹」……!?
知っているようで知らない “数え方”のひみつがよくわかる!
イラストいっぱいで、楽しく学べます。

小学生のうちから知っておきたい数え方や
数え方のおもしろい由来を解説した読み物です。

「個」「本」「匹」などの数え方(助数詞)は、日本語ならではの表現です。
そして、数え方によって意味が変わります。
たとえば、箸を「一本」と数えることもできますが
「一膳」なら、“ありがたく食事をいただく”という意味が込められ、
よりていねいで美しい数え方になります。

今日から使いたくなる“数え方”が盛りだくさんの1冊です。


〈内容例〉
・努力して手にした立場を表す【位(い)】
・意外と新しい寿司の数え方【貫(かん)】
・台風から細菌まで数える【個(こ)】
・指先でつまめる〈小ささ〉を数える【粒(つぶ)】
・名のある人をていねいに数える【名(めい)】 ……など全50話

・新しい数え方を考えてみよう!
「キミだけの数え方」を生み出すヒントつき


著・飯田朝子(いいだ・あさこ)
中央大学教授。東京女子大学、慶應義塾大学大学院を経て、東京大学大学院人文社会系研究科言語学専門分野博士課程修了。博士(文学)取得。博士論文は「日本語主要助数詞の意味と用法」。おもな著書に『数え方の辞典』(小学館)、『日本の助数詞に親しむ―数える言葉の奥深さ―』(東邦出版)などがある。