インダス文明ガイドブック
上杉彰紀 1,980円
あらすじ
モヘンジョダロ遺跡に代表されるインダス文明は、紀元前2600~前1900年頃、インダス川流域を中心に、周辺の平原部・高原地帯を含む広大なエリアで栄えた。その名があまりにもよく知られている一方で、インダス文字はいまだに解読されておらず、謎の多い文明でもある。
多様な環境と文化を内包しながらも「インダス文明」という統一性はどのように形づくられたのか。
この本では、印章・土偶・石製ビーズなどに着目し、狭域・広域・超広域という三つの空間スケールでインダス文明を読み解く。