私の推しは魔王パパ(2)

購入した作品の読み方

あらすじ

〈あらすじ〉
お父様の死亡フラグを回避して、ほっとしたのもつかの間。ジュリアスから、想定していなかった話を聞かされた。
「ディアドラ様には、魔王城の財政事情をお話ししておこうかと」
うち、貧乏だったの? お父様は魔族の王様なのに!?
でもそれなら、遊ぶお店が一つもない魔族の町に、娯楽施設を作ろう。
大好きな小説をたくさん読めるお店――小説喫茶を!
渋るお父様を説得して、人間の町まで買い出しに出られることになった。
でもジュリアスとカルラには、別の思惑があるようで。
「ディアドラ様とカルラ様が城を留守にするタイミングは、彼らにとって絶好の機会に映るのでは、と」
「ふうん、誘い出そうってことか?」
不穏な空気が漂うなか、人間の住む大陸、フィオデルフィアへ。
それぞれの思惑が交わる第二巻!

〈著者からの一言〉
主人公たちの行動範囲が、魔族の大陸の外にぐっと広がる第二巻。書き下ろしのSSには、今回も父娘のほのぼの+αを詰めました。
楽しんでいただけたら嬉しいです!