乱世、一炊の夢
安藤恒久郎 1,567円
あらすじ
天下動乱。
戦国時代末期を奔走した佐竹義宣とは何者か。
義宣が天下分け目の戦いでは「静観」するに至った道筋と、
信長の死後から関ヶ原までのドラマを鮮やかに紡ぎだした傑作歴史小説。
権謀術数が渦巻く戦乱の世に義を貫けるのか。
常陸国、現在の茨城県にて権勢を誇った佐竹氏の二十代目当主・義宣。
小田原の陣で豊臣秀吉に臣下の礼を執るものの、
揺れ動く時代と権力争いの波に呑みこまれ、翻弄されていく--。
諸侯蠢く戦国の世を克明に描いた、渾身の一作。
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