テスラ・中国メーカーのEV戦略&技術大解剖 トヨタ・ホンダ・日産に未来はあるか?
日経クロステック 2,970円
あらすじ
減速感が漂い始めた電気自動車(EV)市場だが、「電動化」という大潮流が弱まることはない。エンジン車はなくならないが、中長期的に見ればEVが電動パワートレーンの主流になるとの見方が強い。
自動車業界に地殻変動を起こしたのは、いまやナンバーワンEVメーカーに君臨する米テスラだ。そしてBYDを筆頭とする中国メーカーである。テスラは、日系メーカーでは実現できないような革新技術を次々に世に送り出す。中国メーカーも脅威だ。中国車は日本にいるとなじみがないが、「パクリ」と切り捨てられないほど独自の進化を遂げる。
EVの世界市場でいま何が起こっているのか――。最新鋭のEVの分解調査なども実施して、技術と戦略の両面で徹底解析する。トヨタ・ホンダ・日産の戦略も詳しく解説する。現場取材やトップへのインタビューから、反転攻勢の秘策として仕込む次世代技術を探った。キープレーヤーの戦略や独自技術を分析することで、自動車業界の明日が見えてくる。
≪目次≫
●第1章 EV世界市場を席巻するテスラと中国勢
塗り替わる自動車業界の勢力図
テスラが見せた次世代EVの手札
攻勢強める中国勢
特集 テスラ・BYDが描く未来
●第2章 日本勢は大丈夫か?各社のEV追撃戦略
トヨタ自動車
ホンダ
日産自動車
●第3章 徹底分解!BYD・テスラ・VWの世界戦略EV
模倣か先進か BYD「SEAL」徹底分解
テスラ分解 強さの源泉 統合ECUの衝撃
フォルクスワーゲン「ID.3」分解 EV専用プラットフォーム時代の幕開け
●第4章 EVの進化を支える次世代技術