役に立ち、美しい はじめての虚数
購入した作品の読み方あらすじ
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2乗するとマイナス1になる数「i」を虚数といいます。プラス×プラスはプラスになり、マイナス×マイナスもプラスになるという事実を私たちは数学の授業で習いました。それなのに、2乗してマイナスになるとはどういうことでしょうか?そんな数、存在するのでしょうか?そもそも数が「存在する」ということ自体、考え方にもよりますが、1とか2とか3が存在するというのであれば、虚数も存在すると言えるのです。そして、そんな“常識外”の数でありながら、単に数学の世界の中だけでの話でなく、思いっきり現実世界で使われているものなのです。本書では、半導体エンジニアとして虚数・複素数を実際に“使っている”著者が、それがどのように使われているのかと、その数学的美しさについて、易しく解説していきます。