「日本統一」はなぜ成功したか?

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あらすじ

「Vシネマ」という言葉をご存知だろうか?

小沢仁志、白竜、哀川翔、竹内力など
数多くの名俳優を生み出した任侠作品たち。
そんなVシネマが、2000年代から急激に
「衰退」してしまったことは、ご存知だろうか?
そして衰退の一途を辿るVシネマの枠を超え、
2022年現在に大躍進を続ける

「日本統一」という「任侠ドラマ」……
いや、「モンスターコンテンツ」を、あなたはご存知だろうか?


(本書目次)

プロローグ 「日本統一とは」?
「日本統一」の基礎知識/「日本統一」に秘められた魅力/「日本統一」の躍進

第一章 日本統一が生まれるまで
ライツキューブとは?/最先端のトレンドを見る、ということ/クレームを恐れていては、良いものは作れない/常にアップデートをしていくために/「エグゼクティブ・プロデューサー」という存在/営業と制作の垣根を超えて

第二章 「面白さ」とは何か?
「任侠作品」の衰退と、その裏側/「任侠作品」=時代劇? 共通点から見る需要とは/「コンテンツ」とは、時代と共に変化するもの/脱・Vシネマ!? ――シリーズ継続のために実行した5つのMission

第三章 「抗う力」より「再生する力」
「日本統一」の変革 ~得たもの、失ったもの~/コロナ禍、その時「日本統一」は/転んだからこそ見える景色がある。大切なのは、また歩き出すこと

第四章 「宣伝費」なんか、いらない。
ニッチから、マスへ ~宣伝費の使い方~/SNS時代の“繋がり”/巻き込む力 ~TOP OF TOPとの仕事~/展開を広げる宣伝の場所/「所詮、Vシネマだろ?」という空気を壊すために/営業職に絶対必要なもの、「自信」「根拠」「安心感」/組織が人を腐らせてはいけない/興味を持ってもらうためには、何がきっかけだっていい/ライツキューブ配給作品/ライツキューブ製作、若手クリエーターの輩出作品/若い心を潰さないために企業ができること、とは

第五章 結局、チーム力が一番の武器になる
和気藹々、けれど侠和会のような撮影現場/人間臭さを認め合う/今の仕事は、楽しいですか?

頑張っている人間は見放さないっていうのが俺と鈴木さんのルール。          ――本宮泰風