学研・進学情報 2024年冬号

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あらすじ

(1)視点・インタビュー・・・・・・入試改革を推し進める筑波大学の永田恭介学長を取材した。そこにあるのは、現在のままの入試でいいのかという危機感だ。永田学長は、ものの本質を見極める姿勢が大切で、そのことが大学はもちろん、社会に出てからも役立つという。 (2)国立大追加合格・入学辞退率一覧・・・・・・過去2年間の追加合格者数・入学辞退率・入学辞退学部のデータから国立大入試を分析。国立大といえども、募集人員を下回るコースが出現し始めた。 (3)新設ラッシュのスポーツ系学部・・・・・・スポーツ系学部の新設が相次いでいるが、そこには従来の体育系学部とは異なる教育内容が見られる。 (4)2024年卒大学生の就職活動・・・・・・新型コロナウイルス感染症が5類となり、日常を取り戻した2023年の就職戦線。学生優位の売り手市場感がさらに明確になったことから、大学3年が事実上の就職活動開始時期となり、大学生活への影響が懸念される。 (5)高校での探究学習:関西大学・探究学習研修講座より・・・・・・総合的な探究の時間がスタートしてから2年が経ったが、高校現場からは、まだ手探りの状態だとの声が聞かれる。そこで関西大学で高校教職員向けに探究学習の研修講座を実施する山田剛史教授に、探究学習のポイントをうかがった。 (6)小論文ブックポート:『生成AIの核心』西田宗千佳著・・・・・・この1年は、生成AIが世の中を激変させることを予感させる1年だった。私たちはこの新たな技術をどう理解し、使いこなしていけばよいのか。この課題に示唆を与える1冊である。