文系のための超マニアックな管用ねじの世界 平行ねじとテーパねじ、輸入輸出する場合や、その歴史など。

購入した作品の読み方

あらすじ

さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

【書籍説明】

海外取引の仕事の都合で管用ねじ付き商品と関わることになりました。

ところが、文系の悲しさ。

何がなんだかよく分かりません。

ねじの参考書などを見ても、説明は実に簡単で
「管用ねじには、管用平行ねじと管用テーパねじがあり、
 前者は機械的結合を主目的とし、後者は耐密結合を高めるためにねじ部がテーパになっている。
 それぞれにおねじとめねじがあり、組み合わせて使用する」
という程度です。

この説明の後に記号や数字が続いたりしますが、それがまた複雑で、とにかくややこしくて、分からないことばかりです。
(1)管用ねじが複雑すぎてどのように理解したらよいか分からない。
(2)そもそもなぜ平行ねじとテーパねじが必要なのか分からない。
(3)テーパねじの耐密結合は多少理解できるが、平行ねじの機械的結合とは何か。
(4)管用ねじのついた商品を輸入する場合の用途が分からない。
(5)米国に管用ねじのついた商品を輸出する場合の規格が分からない。
(6)管用ねじの歴史が知りたい。
本書は、そんな疑問に対する答えを調べ考えて書いたものです。超マニアックな世界ですが、最後までお付き合いください。


【目次】
第1章複雑すぎる管用ねじの世界を理解するには
第2章平行ねじの機械的結合の世界とは
第3章テーパねじの耐密結合の世界
第4章管用ねじ付き商品の輸入 
第5章アメリカ向けNPTねじの輸出 
第6章管用ねじの歴史


【著者紹介】
姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)
千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。
長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
自身の50年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。
ペンネームは英語教師だった祖父の名前。