奔流の海
伊岡瞬 950円
あらすじ
人は運命に抗うことができるか?
1968年、後に「千里見の七夕崩れ」とよばれる大型台風による土砂崩れで、町は多数の死者・行方不明者を出した。
20年後、同じ町の旅館の娘・清田千遥は、東京からやってきた大学生・坂井裕二と出会う。裕二はなぜか夜ごと町を徘徊していた――
激流に飲まれた運命がやがて大きな感動へとたどり着く。
『代償』『悪寒』のベストセラー作家・伊岡瞬史上、
最も残酷で美しい青春ミステリー!
Apple Books Store 2022年上半期ベストブック(ミステリー部門)
※この電子書籍は2022年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。