土方歳三事件簿20 虎徹 近藤勇が生涯大事にした虎徹には剣客の怨念が秘められていた!

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あらすじ

【書籍説明】
天然理心流四代目宗家近藤勇は、名刀を手に入れようと必死で探した。

その勇に「虎徹を売りたい」という男が現れた。

売値は破格に安いが、「絶対にだれにも負けない」ことなど、とんでもない条件がついていた。

勇は条件を呑んで虎徹を購入したが、その直後から次から次へと真剣勝負を求められたり、刺客に狙われたりするようになった。


勇は幕府の浪士組徴募に応じて上洛する決意をした。

将軍を警護し、攘夷の先駆けとなるという重大な役目を担って上洛する。

勇は敵を倒して上洛し、「新選組」を結成して王城の治安維持に努めた。

だが、新選組局長となっても、命を狙われる。

勇の盟友土方歳三が、その原因を探り出した。

勇の持つ「虎徹」には、二百年前の剣客の怨念が宿っているらしい。


勇は剣客の怨念を断ち切り、虎徹を世の中に役立てようと決意したが……。