壺中天地シリーズII バイオレットフィズの追憶
七緒亜美/水綺鏡夜 550円
あらすじ
オッサン魔術師×怪異を手繰り寄せるバーテンダーのバディミステリ、緊迫のシリーズ第2巻!
タロットカードのソードのエースを模した右手が発見され、シリアルキラー『ソードマン』の凶行ではないかと世間は騒然となる。
見た目は怪しげなオッサンだが実は凄腕の魔術師である黒諏輝良は、一人娘の麻璃亜をソードマンの手によって亡くしていた。
黒諏は自らの身体に地獄の門を刻み、悪しき魂などを取り込んで魔力を高めながらソードマンを見つけ出そうとしていた。
黒諏と共に、バーテンダーで怪異等を手繰り寄せてしまう小鳥遊涼も事件の謎に挑んでいく。
そんな時、小鳥遊は黒諏が昔にサイキック少年アキラとしてテレビに出ていたことを知る。
同じ時期に霊感少女として活躍していた不知火菫と黒諏は再会するが、どこか黒諏は物憂げであった。
直後、ソードの3を模した遺体が発見される。
黒諏は魔術を用いて被害者の魂を召喚しようとするが、小鳥遊の手繰り寄せる力が発揮されてしまいピンチに――!?
異色バディが怪異な事件に挑む……