文系のための上下水道の仕組みと管材の世界。どのような管材がどこに使われているのか?
あらすじ
さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
初めて配管の仕事に携わったのは、はるか昔のことです。
私は文系の営業マンで、その分野に関してはまったくの素人でした。
そのため、いろいろなことが分からずに苦労したものです。
専門書を読んでも、どれも文系の人間には敷居が高く、難解な数式が続く理工系書物を眺めては恨んだものでした。
やがて、居住するマンションの管理組合で理事を2年勤めましたが、結局、配管については深く理解するまでに至りませんでした。
私が知りたかったことは、上下水道で使われる管材の全体像でした。
知っていたのは断片的な知識ばかりで、全体像がつかめていないことが私を苦しめていました。
私は知りたかったことを書くことにしました。
技術用語や数式によってではなく、歴史を交えつつ、大略的で、文系に優しい言葉で書き始めたつもりでした。
いざ書き進めると、分からないことばかりの連続で苦労しました。
でも、私としては、表面しか知らなかった水道の世界を奥深くまで見ることができましたし、他の書物にはない管材の全体像を書けたとも思っています。
もし、この分野で悩んでいる文系の方に少しでも役に立つ情報が提供できれば幸いです。
【目次】
第1章 上水道とは何か
第2章 下水道とは何か
第3章 上下水道の仕組み
第4章 上下水道用管材の全体像
第5章 配管知識基礎のきそ
【著者紹介】
姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ)
千葉市在住。
元商社勤務。
海外駐在員歴2回。
長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。
自身の50年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。
ペンネームは英語教師だった祖父の名前。