石北本線 殺人の記憶 十津川警部シリーズ
西村京太郎 880円
あらすじ
20年の眠りから覚めた男。
彼が直面する現実と、驚愕の真実とは――。
コロナ禍の北海道で、20年におよぶ人工睡眠から目覚めた松崎公平。
若き銀行頭取としてバブル期に活躍するが、その崩壊で責を問われ、
収監された過去があった。絶望の末に松崎は「コールドスリープ」の
被験体になるが、目覚めると、頼りにしていた元秘書が失踪。
かつての財界仲間も殺されていく。
衝撃の結末を迎えるミステリー。
※この電子書籍は2021年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。