きみの話を聞かせて しろさめ作品集

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あらすじ

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ここは、私の居場所。
誰もいない教室の片隅で。
雨が降りしきる帰り道で。
眠れない夜の窓辺で。
不安やさびしさは常につきまとうけれど、
そんなときはいつだって、となりに柔らかな生き物が寄り添っていてくれた――。
あるときは、大きなしろくまと。
あるときは、ライオンの親子や、目つきの悪い黒猫、小さなパンダたちと。
一緒にお茶を飲み、水たまりを眺め、電車に乗る。
彼らと過ごすありふれた日常。
特別ではない日々の、だけど、かけがえのない時間。
そんな日常の1シーンが、56の小さな物語として綴られる。
「涙が止まらない」「そっと胸に沁みる」とSNSで話題、個展も大盛況のイラスト群が、ついに書籍化。
全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集。
【本書の主な内容】
第1章:きみの話を聞かせて
第2章:きっと大丈夫
第3章:大好きなひととき
第4章:さびしかったんだ
第5章:きみと一緒に

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僕は何も間違えたくなかったのに、間違えなければ君に出会えなかった。
「雪が温かいなんて、知らなかった」
―本編より
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