ウイグル人の考える幸福の智慧
ムフタル・アブドゥラフマン 1,100円
あらすじ
ウイグル人が1000年受け継いできた重要古典
“弾圧される民族”が紡いできた、崇高なる世界観・国家観・倫理観
日本人向けにわかりやすく書かれた解説書!
11世紀のウイグル人哲学者であり、カラハン帝国の法務大臣だったユスプ・ハス・ハジプ(1019~85)が著した ウイグル古典哲学の名著『幸福を与える智慧』の概説書。
近年は中国共産党の弾圧政策により入手困難となりながらも、 多くのウイグル人が知っている民族古典を紐解きます。
悪人の悩みは限りなく生じてくる
善人の願いは日ごとかなっていく
善人が善行を悔いたことがあろうか
悪人は自分の欲望と引き換えに後悔に苛まれる
悪事は後悔と悲哀をもたらす
善いことをなせ、悪事を厭え (本文「倫理とは何か」より)
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