世界が面白くなる!身の回りの数学――数学沼にハマる珠玉の25講

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あらすじ

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苦手な人も多く、学生時代には避けてきた人も少なくない数学。
「数学って何の役に立っているの?」と
学ぶ意義を見い出せなかった人もいるでしょう。

しかし、私たちが知らないだけで数学の考え方や公式は、
日常生活のあらゆる物や事象に使われています。

●論理的思考力と柔軟な発想力が鍛えられる!

本書では身の回りの物や事象に数学がどのように取り入れられているかを解説することで、
数学の奥深さや楽しさを紹介します。

●AI、データサイエンスなど、これから必要な知識が身につく

本来は数学の生命線ともいえる「厳密さ」を棚上げして、
ざっくりしたイメージや具体例を用いて解説しているので、
文系出身の人も楽しく学ぶことができる1冊です!

●数式が少ないから、数学が苦手な人も安心

前職では、防衛省 海上自衛隊で航空学生に数学を教えていました。
授業で心掛けていたことは、
生徒が「知っている」「わかっている」「できる」ことから授業を始めることです。
基礎的な内容から教えることで、数学に苦手意識がある人でも
楽しめるようにしたいと思ったためです。
「知っている」「わかっている」「できる」が増えていけば、
苦手な意識が徐々になくなっていき、自然と楽しくなっていくものです。
実際、そのようにして数学の苦手意識を克服できた学生を見てきました。

それぞれの項目は独立しているため、第1章から読む必要性はありません。
興味がある項目からぜひ読み始めてください。


■目次

●第1章 身の回りで役立っている数学・算数
・1 簡単な割り算が原因であわや「命」に関わる重大事故に
・2 「プレミアム付商品券」は本当にお得なのか?
・3 ウイルス検査の結果はどれほど信じてよい?
・4 香辛料の量を2倍にしてもカレーは2倍の辛さにならない
・5 これからの時代に必須となるAIとデータサイエンスとは?
・6 社会人も知っておきたい偏差値の意味とその仕組み

●第2章 「なぜ?」がわかると面白い数学の世界 

●第3章 柔軟な発想力を鍛える珠玉の謎解き問題

●第4章 世界を変えた偉大な数学者たち

●第5章 意外と身近な数学の定理

■著者 佐々木淳(ささきじゅん)
下関市立大学教養教職機構准教授。
1980年、宮城県仙台市生まれ。東京理科大学理学部第一部数学科を卒業後、
東北大学大学院理学研究科数学専攻を修了。代々木ゼミナールの数学科講師、
防衛省海上自衛隊の数学教官を経て、2022 年4 月より現職。
海上自衛隊では、パイロット候補生の教育に大きく尽力した功績が認められて、
事務官職 では異例ともいえる第3級賞詞(職務遂行にあたり、著しい功績があった者や技術上、
優秀な発明をした者などに授与される)を受賞する。
著書に『AI 実装検定公式テキストA 級』(大学教育出版)、
『公務員試験最 初でつまずかない数的推理』(実務教育出版)、
『身近なアレを数学で説明し てみる』(SB クリエイティブ)などがある。