100年企業のすごすぎる製紙工場――知恵と再生の物語

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あらすじ

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国内の見学者が絶えない、進化する製紙工場の秘密とは!?
今年で創業100年を迎える鶴見製紙。

かつて「日本一汚い製紙工場」と言われた同社がいかにしてクリーンであり、
エコであり、かつ製紙業界ではトップクラスと言われるIT化を成し遂げたのか。

100年の歩みを振り返りながら、
人にと環境にやさしく、絶えまなく進化を続ける同社の取り組みを紹介する。

●製紙業界のガンとまで言われた会社の知恵と再生の物語

人は定着せず工場内もボロボロ、、、
しかし、今は工場内はピカピカ オフィスもピカピカ 
整理・整頓もバッチリ

「ガン鶴」と呼ばれた会社は今では業界トップクラスの売上に!
なぜ、私たちはこんなにも変われたのでしょうか?
その秘密は、、。


本書では、「鶴見製紙が変われた理由」と、
「業務改善を続ける当社のしくみ」をご紹介します。

中小企業の経営者はもとより、製造業従事者、就職活動中の学生など、
多くの方の一助になれば、著者としてこれほど嬉しいことはありません。


■目次

●第1章 日本一汚かった工場が究極のエコ工場に変われたワケ
・時代に逆らった設備投資で、倒産の危機に陥る
・実務を変えなければ、会社は変わらない
ほか

●第2章 「全社参加型経営」で会社を変える
・全社員に手帳型経営計画書を配布し、「会社の方針、業績、目標」を共有する
・「環境整備」は、組織力強化の根幹である
ほか

●第3章 「人材戦略」が会社を成長させる
・価値観を共有できる人を優先して採用する
・就活生が口を揃える鶴見製紙社員の「人柄の良さ」
ほか

●第4章 人がどんどん成長するしくみ
・勉強会への参加回数によって、賞与額が変わるしくみ
・「手当の充実」は、最大の福利厚生である
・ライフスタイルに合わせて働き方を選択できる制度を導入する
ほか

●第5章 創業100年でもまだまだ進化する!
・製紙業界ではじめて「ISO27001」を取得
・ITツールを積極的に活用して業務の効率化を図る

■著者 里和永一
鶴見製紙株式会社 代表取締役
1956年杉並区生まれ 早稲田実業学校高等部普通科卒業。早稲田大学法学部卒業。
1979年に2年間の預かり社員として、日本紙パルプ商事株式会社に入社。
社会人の基礎を学ぶ。1981年祖父が創業し、父親の経営する鶴見製紙株式会社に入社。