「安全」と「除菌」は両立できる 二兎を追うから二兎を得た「クリーン・リフレ」をつくった社長の挑戦

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あらすじ

二兎を追うから二兎を得た「クリーン・リフレ」をつくった社長の挑戦
社員9人の北海道の会社に全国から注文が殺到!


株式会社アクトは、北海道帯広市に本社を置く、
農業施設専門メーカーです。

どのようなものをつくっているかというと、
「あるといいのに、どこにもなかったもの」。

「こんなものがあったらいいな」を実現するために取得した
特許数は31(申請中を含めると65)にものぼります。

中でも、電解無塩型次亜塩素酸水である
「クリーン・リフレ」は、洗浄・除菌液として、
口蹄疫、鳥インフルエンザ、豚熱(豚コレラ)、サルモネラ菌、
ヨーネ菌、マイコプラズマなど、多くの疫病から畜産業を守ってきました。

同時に、インフルエンザや、ノロウイルスを不活化することが確認され、
用途は、オフィスや家庭、医療機関など、大きく広がりました。

さらには、新型コロナウイルスも不活化効果を確認。
不活化効果を確認した論文が国際誌に掲載されました。

さまざまな業界が「クリーン・リフレ」を導入している
・農業
・畜産業
・教育機関(幼稚園・保育園・学校・塾・音楽教室)
・医療機関(病院・歯科医院・整骨院)
・介護・福祉施設
・食品業・食品加工業
・製造業
・飲食業
・サービス(宿泊施設・美容室・美容・スポーツ施設・ジム・遊技場)
・競馬場
・公共機関
・公共交通機関
など


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鳥インフルエンザや口蹄疫などから北海道の農家を守り続け、
新型コロナウイルス対策でも注目される電解無塩型次亜塩素酸水「クリーン・リフレ」。

クリーン・リフレは高い除菌効果がありながら、人体には無害であることが特徴。
新型コロナウイルスの不活化効果が確認され、社員わずか9名の中小企業に全国から注文が殺到。
帯広畜産大学との共同論文は海外誌にも発表され、世界的な注目を集めている。
世間の無理解と戦いながら、安全と除菌を両立させた中小企業経営者の挑戦を描く。


このコロナ禍の中で中小企業を取り巻く環境は非常に厳しいものです。
ですが、「世の中に貢献する」という思いを持って、
ハードワークを続ければ、必ず結果につながるはずです。
本書が中小企業景経営のヒントになれば、
著者としてこれほどの喜びはありません。


■目次

●はじめに

●第1章 食と命を守るため、「アクト」を設立する

●第2章 農業を守るために挑戦し、常識を打ち破る

●第3章 「飲める水」での消毒を目指し、クリーン・リフレを開発する

●第4章 次亜塩素酸水は、なぜ「安全性」と「有効性」を両立できるのか?

●資料集 クリーン・リフレが安全で有効な理由

●おわりに

■著者 内海 洋(うちうみ・ひろし)
株式会社アクト代表取締役社長。 1958年生まれ。北海道小樽市出身。
釧路高専卒業後、北海道ヤンマー等を経て、1997年に有限会社アクト設立、2000年5月より現職。
アクトは、農林水産・食品産業技術振興協会・民間部門農林水産研究開発功績者表彰(2015年)、
発明協会・北海道地方発明表彰北海道知事賞(2017年)、
経済産業省・第7 回ものづくり日本大賞ものづくり地域貢献賞(2018年)など受賞多数。
また、2018年には経済産業省・地域未来牽引企業にも選定されている。